【浅草】金龍の舞を見るなら、浅草寺・本尊示現会または菊供養会へ!

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金龍の舞は、長さ約18メートル、重さ約88キロにも及ぶ巨大な「金龍」を操って行われる、浅草寺の三大寺舞の一つです。浅草寺境内で、例年、本尊示現会と菊供養会の日に、数回行われています
浅草寺の起こり(縁起)を象徴した舞で、昭和33年に現在の浅草寺・本堂が落慶された際に奉演されたのが始まりです。


 ▼目次
  1 金龍の舞にまつわる歴史
  2 金龍の舞 見どころ
  3 場所・アクセス
  4 日程・時間
  5 あなたにおすすめの浅草情報

金龍の舞にまつわる歴史

金龍の舞が始まったのは、昭和33年(1958年)です。昭和33年といえば、現在の浅草寺・本堂が再建された年です。関東大震災でも残った先代の本堂も、昭和20年の東京大空襲では焼け落ちてしまいました。その復興に着手されたのが昭和26年、ついに本堂が再建・落慶されたのが昭和33年です。この一大イベントで何かできないかと、関係者の尽力により奉演されたのが金龍の舞の始まります。

金龍の舞 見どころ

「金龍の舞」の「金龍」は、浅草寺の山号「金龍山」からとったものです。金龍の舞は、浅草寺の起こりをもとにして作られています言い伝えでは、観音様がこの世に姿を現した際、周辺の空から金龍が舞い降り、あたりには、一夜にして千株の松林ができたといわれています

 

金龍

長さ約18メートル、重さ約88キロもある、巨大な黄金の龍。観音様が示現した際に現れたという金龍を象徴したものです。巨大な金龍が見事に操られる様は、圧巻です。

 

松慈童(まつじどう)

金龍の舞では、緑の葉が付いた棒を持って小さなお子さん達が現れます。これは、浅草寺幼稚園園児により「松林」が表現されたものです。

 

蓮華珠(れんげしゅ)

金龍の頭の先に掲げられている、金色のマリのようなものが「蓮華珠(れんげしゅ)」です。これは、金龍が守護している観音様を象徴したものです。

場所・アクセス

金龍の舞は、例年、浅草寺境内(本堂前)で行われています

 

浅草寺へのアクセスなど

各線の浅草駅で降りれば、徒歩数分で浅草寺境内に入れます
地図については下記をご参照ください。

住所:〒111-0032 台東区浅草2-3-1

 

浅草寺へのアクセス、営業時間、ご利益や御朱印などの基本情報については下記をご参照ください。

日程・時間

金龍の舞は、毎年3月18日の浅草寺・本尊示現会10月18日の浅草寺・菊供養会で奉演されています。例年ですと、金龍の舞は一日3回行われ、11:30頃、14:00頃、15:30頃に行われることが多いです。

 

本尊示現会

本尊示現会は、浅草寺のご本尊である観音様が、この世に姿を現した3月18日に浅草寺で開かれている法要です。現在、本尊示現会の際には、三社祭り宮神輿の堂上げ・堂下げも合わせて行われています。堂上げ・堂下げは、三基の神輿に、浅草神社のご祭神でもある土師真中知命、檜前浜成命、檜前竹成命にお乗りいただき、観音様いらっしゃる場所である浅草寺本堂内で一晩過ごしていただく、という浅草寺・浅草神社の年中行事です。古くは、三社祭とも一体として行われていた示現会や堂上げ・堂下げですが、神仏分離など時代の変遷を経て現在の形になっています。詳しくは、下記もご参照ください!

 

菊供養会

菊供養会は、明治33年から行われている浅草寺の年中行事で、現在では、毎年10月18日に行われています。当時の浅草寺・貫首が行った「菊慈童の故事」に関連する法話がきっかけとなって始まったといわれています。

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