3月18日は観音様が姿を現した日。2017年の浅草神社の本社神輿堂上げや、金龍の舞を見に行ってきました!
本社神輿堂上げ
本尊示現会の前日、3月17日の夕方に、浅草寺で堂上げが行われました。
18時から、神霊入れの儀など、堂上げに繋がる一連の行事が浅草神社で始まりました。儀式が始まると、いったん、明かりが消され、厳かな雰囲気の中で儀式が進められていきました。
浅草神社の拝殿から、神輿庫へと儀式の場が移り、しばらくすると、明かりがつきました。
その後、松明や各町の提灯に灯がともり、浅草神社から浅草寺へと三基の神輿が運ばれていきます。
いよいよ堂上げが始まったのは19時20分過ぎ。人だかりもかなり多くなっていました。神輿が台車からはずされ、本堂へと担ぎ込まれていきました! 一基上がるごとに拍手がおこります。
浅草寺本堂に三基の御輿が入り、祝詞や挨拶が終わったのは、20時すぎでした。なかなかの長丁場ですが、事故や怪我もなく、無事終わったようです。
浅草寺の本尊示現会や堂上げなどの基本情報については、はこちらのページをご参照ください。
金龍の舞
3月18日の示現会の際には、金龍の舞が奉演されます。
本堂と五重塔の間のスペースで行われます。開始は14時でしたが、その前から円形に人だかりができてました。
14時になると宝蔵門の方から、本堂へ松慈童が入ってきました。浅草寺幼稚園の園児の子供たち。みんなかわいらしいです。続いて、金龍が同じコースで円のなかにはいっていきました。本堂から、五重塔の方へ入って行く際の通り道になるため、いったん円形が開いたり、閉じたりしますのでご注意ください。
金龍が円に入ると、挨拶と歴史・由来の紹介があり、舞が始まります。観音様を追いかけるように金龍が見事に動きます。
かなりの重量だと思いますが、絶え間なく金龍の体がうねり続けます! 素晴らしい舞でした!
舞が終わると、入ってきたルートを戻っていきますが、本堂〜宝蔵門の間にしばらくとどまります。皆さん、ここぞとばかりに記念写真をとっていました。金龍の鱗をさわらしてもらうこともできますよ!
金龍の舞の記念手拭いが売られていました(1,000円)。一見すると手拭いには見えませんが、一枚の手拭いがきれいにおられています。この手拭い、金龍の舞の際に枚数限定でしか販売されていません。
開くと一枚の手ぬぐいです。
浅草寺の金龍の舞の基本情報については、こちらのページをご参照ください。
浅草神社の様子
浅草神社へいってみると、参道に三基の御輿が並べられていました。夕方には神霊返しの儀が行われ、神輿庫へと戻ります。
神楽殿では、子供歌舞伎が行われていました。思わず笑ってしまう場面も織り込まれた、見事な口上でした。
普段はとじている御輿庫も、今日は開いていて、中を見ることができました!
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