松山観光にきたら道後温泉本館で道後温泉を堪能!

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道後温泉、道後温泉本館の歴史

日本最古の温泉といわれる道後温泉
道後温泉は日本最古の温泉ともいわれ、3000年もの歴史があります。古くは神話で登場する大国主命(おおくにぬしのみこと)も利用したとされ、聖徳太子、皇室、そして近代では松山ゆかりの文化人である正岡子規、夏目漱石らもつかった、大変歴史のある温泉です。

 

道後温泉本館の歴史-日本初の公衆浴場での重要文化財
現在の道後温泉本館は明治27年(1894年)に改築されたもので、すでに改築後120年がたつ歴史的にも価値のある建物です。平成6年には国の重要文化財に指定されたほどで、これは公衆浴場としては初の重文指定でした。

 

道後温泉,道後温泉本館,外観

道後温泉本館は、千と千尋の神隠しで登場?

有名な宮崎駿監督の映画、「千と千尋の神隠し」はご覧になった方も多いと思いますが、この中に登場した「油屋」って覚えてますか? 菅原文太さんが声を担当した釜爺が働いていたあの温泉旅館のようなところです。実は、その「油屋」で参考とされたのが、この道後温泉本館だそうです。ほかにもいくつかモデルにされたといわれる温泉はあるそうですが、道後温泉本館は参考にされたことが公式に明言されているらしいですよ。私も実際に本館を見たときには雰囲気がとっても似ていて、納得でした。
道後温泉,道後温泉本館,外観

道後温泉本館を工事!?

このように大変歴史がある道後温泉本館ですが、大変歴史があるが故に、老朽化・耐震性等には改善が必要なようです。愛媛県では2017年に国体が開催されることが決まっていますが、国体終了後には道後温泉本館の改修工事に着手するそうです。そして完了は2024年を目指しているようですので、しばらくは道後温泉本館の風情を楽しめなくなってしまいます。これは観光客としては大変残念ですが、道後温泉に行くなら2017年国体終了前がおすすめ、ということですね!

道後温泉本館の営業時間、混雑状況、料金などをレビュー!

営業時間と料金はコースによって変わります
営業時間は、朝の6:00から、最長で夜の23:00までですが、札止めが22:30とされています。最長で23時というのは、道後温泉本館のお風呂には、大きく「神の湯」と「霊(たま)の湯」の2つがあり、また、休憩所として「2階席」というものが神の湯、霊の湯についていて、霊の湯には3階席という個室も用意されています。このため料金も何通りかに分かれており、一番値段が安いのは、神の湯の入浴のみの大人410円、一番値段が高いのは霊の湯にも入れて、3階個室席でくつろげる大人1,550円のコースになっています。

 

道後温泉本館の混雑状況などをレビュー!
さて、ここからは実際に利用してみての感想ですが、当初は何もわからず込み具合が心配だったので、少し早めに行くことにしていました。私が行ったのは、日曜日の朝7:30くらいです。せっかくの温泉なのでゆったり浸かりたかったのと、なぜかわかりませんが、どうせお温泉に入るなら、ご飯食べる前にさっぱりしたくなりません!? そんなわけで朝から本館にGOしました。
私は道後温泉本館近くの「茶波留」に泊まっていましたが、ホテルのフロントでは割引でチケットを販売していましたので、事前に神の湯+2階席利用でくつろげるコースのチケットを買っていました。通常だと840円ですが、700円で買えるので、意外とお得なんです! 
茶波留から徒歩5分もかからず道後温泉本館へ到着です。入り口でチケットを見せると、おばちゃんが、なにやら電話で館内の状況を確認してくれていますが、すぐに2階に案内しくれました。入り口でお客さんの混み具合をコントロールしてるのかもしれません。2階に上がると、そこは畳敷きの大広間です。入った時点では10名程度でしょうか。混み具合としては、意外とすいてるなーという印象でした。
道後温泉,道後温泉本館,広間
大広間には全部で80人分程度でしょうか? 座布団と荷物かごがおかれています。ほどなく、案内の方が来てくれて、入浴方法等を説明してくれました。かごには、湯上りようの浴衣が入っており無料で貸してくれます(入浴後にはちょっと汗をかくため)。浴衣と貴重品をもって、いよいよ温泉へ行きます。
ロッカーは年季を感じる木製のものですが、鍵付きです。かなりの数備え付けられていましたので、ロッカーがなくなる心配はなさそうでしたし、カギはゴムで手首にはめておけるタイプでしたので、貴重品の心配はあまり感じませんでした。ロッカーの大きさも、手荷物をいれるには十分な大きさです。木製で年季が入っているといっても、手入れされていて、清潔な印象で、気持ちよく使えました。
神の湯の浴室は、東側と西側と2つありましたが、これはあまり大きな違いはなさそうでした。私が入っていたのは日曜日の朝8:00前くらいからですが、湯船には5名程度だけで、窮屈な感じもなく、温泉につかれました。ちなみに、道後温泉はアルカリ性の単純泉とのこと。湯音は42度前後にされており、適度に温かく、よい湯加減でした。
8:00過ぎに風呂から上がり2階席に戻ると、お客さんはもう少し減っていまいた。8:30前には帰ったのですが、その時にも数名人がいるくらいでした。
私は比較的早い時間にいったので、日中の混雑具合はわかりませんでしたが、私が行った時間帯では、お風呂も2階席もゆったりできて、大満足でした!
道後温泉,道後温泉本館,広間

道後温泉本館での予約、宿泊、日帰り入浴について

予約については、団体での予約しかしていません。神の湯2階席で20名以上の団体のみ予約可能となっているようです。そのほかは混雑具合を見ながら、入り口で案内されるのではないかと思います。また日帰りの公衆浴場ですので、宿泊ができる場所でもありません。あしからず。

 

道後温泉,道後温泉本館,広間

タオル、シャンプー、貴重品などの注意点

タオルとシャンプーは無料ではなかったので、できるだけ持参したほうが良いと思います。
また、風呂から上がった後、髪を乾かそうとしたらドライヤーが有料になっていて10円玉が必要でした。10円玉を用意しておいたほうがスムーズだと思います(私は10円玉がなく、髪は乾かさずそのままでいましたよ、ははは。。。。)。
貴重品に関しては、先ほど書いたように鍵付きのロッカーが無料で使えましたので心配はありませんでした。

 

なお、各コースで時間が決まっています。実際にはそんなに厳密に管理されてる様子もない印象でしたが、時間としては下記の通りになっています。あわせて私が行った際の値段も入れておきました。
・霊の湯3階席 :1時間20分 (大人1,550円)
・霊の湯2階席 :1時間   (大人1,250円)
・神の湯2階席 :1時間   (大人840円)
・神の湯階下 :1時間   (大人410円)

道後温泉本館へのアクセスについて

道後温泉本館は、道後温泉駅から歩いて商店街を抜けると、5分〜10分程度でつきます。また、道後温泉駅へは松山空港からリムジンバスがあり、道路の状況にもよりますが、で約40分ほどで到着します。

おすすめのお土産

私のおすすめのお土産は、道後温泉本館のうちわです! 200円にしてはクオリティー高いですよ、これ。 お風呂上りも、しばらく汗がひかずその場でも使いましたし、宿泊先でも使えますし、私は家でも気に入って使ってます。おすすめです。

 

夜の道後温泉本館も幻想的できれいでした!
道後温泉,道後温泉本館,外観

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